DIYで小規模な部屋を防音対策する方法を実践例を基に紹介しています。
この記事は、実践編です。
吸音材と防湿シートの施工について、実際のDIYでの具体例を挙げていきます。
グラスウールを入れる
下地を作る
既写真の右側のように、既存の躯体は、ツーバイ材の外側にOSBが張ってあります。
ツーバイ材同士の間にグラスウールを入れていきます。
今回は、住宅と工房との間に空間(バッファ)を設けるため、写真左側のように、新たにツーバイ材で下地を組みました。
また、グラスウール等を施工する前に、配線が邪魔にならないよう処理しておきます。
グラスウールはふくらむ

グラスウール(アクリアネクスト)の梱包を解くと、小さかったかたまりが一気に膨れあがります。
工房内で制作作業をしながら、合間に防音対策工事をしているため、このかさばるグラスウールの保管場所については、想像以上に困りました。
もし材料が余り過ぎると廃棄するのも大変なので、面倒でも、図面上で数量をきっちり出して、必要数量だけを都度購入することをおすすめします。
ガラス繊維ですので、手袋、マスクなども忘れずに。
タッカーで間柱に止めつける

グラスウールを入れる際には、外袋を兼ねる防湿層の重ね代をとって、グラスウールが表面にはみ出ることのないよう注意します。
ただ、グラスウールの外袋のみで防湿層を連続させるのは完全には大変だと思うので、このあと別途、防湿シートを内側に全体にくるりと貼ることにしました。
なので、ここではグラスウールを全く入っていないような場所がないように、かつ、ぎゅぎゅっと詰め込みすぎないようにすることを気を付けています。
グラスウールがぎゅうぎゅうになると、一見密度が上がって性能が上がるように感じますが、逆に低下してしまうためです。
開口部回りの細かな隙間も、総点検して充填していきます。
すき間すべてに入れる

工房全体にグラスウールが施工されました。
ツーバイ材に止めつけるタッカーは結構使うので、針の補充が忙しいです💦。
簡単そうに見えたので、素人の私も手伝いでタッカー止めをしてみましたが、きっちり下地を押さえつけるようにしないと、反動でタッカーが浮いてしまい失敗します。
思ったよりも難しい…
防湿層を作る
重ね代は30cm以上

防湿層には、フクビの「バリアエース」を使用しました。
これもタッカーで間柱に止めつけていきますが、重ね代は30cm以上確保します。
(参考:フクビ「バリアエース」設計施工資料)
天井がきつい

勾配天井の施工は、天井に手が届く位置にベニヤで仮設の足場を作り、寝そべって天井を見上げる姿勢で止めあげます。
空間の狭い水下側はなかなかきつい体勢…
コンセント回り

コンセント回りは、漏気を防ぐようテープで巻きこむように1か所ずつ処理しました。
これは、簡易な方法です。
高断熱高気密住宅では気密コンセントの使用をおすすめします。
