キッチンにもとめるもの
こんにちは!
今回はリノベ後のキッチンの様子を紹介します。
こちらは、リノベ前のキッチンです。
北の壁に向いた「昭和の台所」で、他の部屋とは完全に引戸で区切られた独立室になっていました。コンロ・シンク・作業台を合わせたキッチンの幅はおよそ2.5Mほどあり、集中して家事に取り組むには十分な機能と広さです。

1年前まで前所有者さんが使っておられたということなので、掃除をすればそのまま使えるとは思いますが、我が家の場合は「キッチンは家族と向き合いながら使いたい」という希望がありました。
対面キッチンとするためには、キッチンの向きと位置を変え、住設機器を新たに用意し、配管類を床下で移設してもらう必要があります。
そのまま使うよりは当然お金はかかるけど、毎日の生活のおへそみたいな部分なので、コストをおさえつつやってみたいことを実現してみることにしました。
「2年くらい住んだら建て替える(予定)」ことを考えると、ハイエンドなシステムキッチンという選択肢はありません。
「シンプルなアイアンレッグの上に天板を載せて、扉なしの現わしのシンプルキッチンにしよう」
と思って大工さんに制作してもらったがこちらのキッチンです。

天板は固定していますが、その下の2段の棚板はレッグにただ載せているだけです。
自分でしたこと、職人さんにお願いしたこと
キッチンのリノベで自分でしたこと、職人さんにお願いしたことを分けてみてみるとこのような感じでした。
以前の記事でも触れたように、「工事主体を線引きする」プロセスはややこしく、「設備やさんが〇日に床下の配管移設に入れる」となれば、その前にシンクや水栓を現場に届くように手配する必要があるなど、事業者におまかせであればなんてことないことでも、「自分でやる」ことを混ぜ込んだためにスケジュールに追われる日々でした。
自分でしたこと
- キッチンの制作図の作成(CAD)
- 棚板(パイン集成材t30)、ケイカル版、二槽シンク、水栓、ガスコンロ、レンジフードの選定・購入
- 棚板への耐熱塗装
- 壁タイルの表面処理(油落とし+サンダーがけ)、目地入れ直し、撤去したガス管痕などをコーキングでふさぐ
- 壁:既存のクロスをはがし、プライマー塗布の上、塗装
- 天井:既存のクロスをはがし、クロス貼り
- 床:既存のビニル床をはがし、表面を平らにけずってクッションフロアを貼る
事業者さんにお願いしたこと
- 既存キッチンの解体撤去
- 既存のレンジフード、ガス、蛇口等の撤去
- 解体後の壁にケイカル版張り
- キッチントップの加工、取り付け
- アイアンレッグの資材購入、溶接加工、黒塗装、取り付け
- 給排水配管の移設(床下にて引き回し)、シンク・蛇口とつなぎこみ
- ガスコンロ、レンジフードの取り付け
キッチンの使用感
生活感がありますが、キッチンの実際の使用感を写真で紹介します。

以前は壁向きだったキッチンカウンターはシンクをリビングと対面させ、L型にしたため、水回り作業をしながらの見通しがよくなりました。「家事をしながら家族の様子が見えるようになったこと」がよかったです。
二槽シンクを一度使ってみたかったので取り入れました。「片方で魚などを解凍し、片方で洗い物」というようなときには便利ですが、フライパンや鍋を洗う時には仕切りの部分にぶつかってしまうため、正直な感想としては「シンクはシンプルに一槽がいい」と思いました💦
このAmbestの双槽キッチンシンクは、水栓金具、水栓ソープ、排水セットが全てついて14000円程度と破格ながら、機能的には充分でした。シンクの淵に若干反りがあったので、コーキングで処理する必要がありました。
細かい点では、キッチンカウンターの上に洗った食器が見えるのがあまり好きではなく、片方の槽を食器の水切り用に使えたらと考えていたですが、3人家族の食器あれこれが納まりきらず、勾配のある水受けがついたKEYUKAの水切りカゴを使っています。
それでも置ききれない時用に、右隣りにニトリのシンプルな食器置きを使っています。
L型の入隅部分はデッドスペースになりがちですが、ジューサー、電気ケトル、包丁・まな板を置くのにちょうどいい場所になりました。
棚板はアイアンレッグに「ただ板を置いただけ」で、扉はありません。
オープンなので常にごちゃごちゃにならないよう、無印やイトーヨーカドーのボックスを使って整理しています。扉がない分、「どこに何があるのかすぐ見える」ので気に入っています。
![]() |
![]() |
![]() |
オープンな棚にこれだけの物が入っています。
シンク下はボウル、水筒、洗剤など。
入隅のデッドスペース下はハイターや洗剤のスペアなど。
まな板スペース下は、ふきん、お菓子、乾物。
コンロ下まわりは、フライパン、鍋、調味料、お盆など。
常に物が見えるので、間違えて買いすぎることが減りました。

レンジフード側です。
ガスコンロはシンプルな機能のものをAmazonで、レンジフードは幅75cmのものを探してビバホームでできるだけ手ごろなものを購入しました。
難しかったのは天板の開口寸法を購入する製品に併せて指定すること。
通常の制作物以外の場合は、キッチンをショールームなどで選ぶと、メーカーさんが作図してくれるので深く考えないのですが、せっかくなので、ベストと思う左右・奥行の距離を設定しました。
タイルはもともとあったものを油汚れ落としで何度か洗浄した上、汚れが取り切れない目地材をすこしけずって新しい白い目地材を入れました。
もともとのキッチンを取り外した部分はケイカル板を張っています。
![]() |
![]() |
![]() |
コンロの背面側には食器棚を置いて電子レンジなどの家電や食器を収納しています。
コンロとの間が広いので、ゴミ箱や掃除機の置き場になりました。
床はヘリンボーン調のクッションフロアにしたかったのですが、ネットで購入すると貼るべき時期に間に合わないため、ホームセンターで近い雰囲気のクッションフロアを購入して貼りました。
床下収納の部分の柄合わせが難所でしたが、プロのような友人が担当してくれてありがたかったです。
before![]() |
after![]() |
引越し後![]() |
見た目や使い勝手は大分変わりましたが、他の部屋や部位に比べるとローコストにできました。理由としては、
・設備機器をネットでローコストなものをそろえたこと
・キッチンの天板をホームセンターの規格材料に合わせて寸法を修正対応したこと
・配管類は隠蔽せずに表わしとして、扉などもつけずにシンプルに納めたこと
・既存のガス配管の位置を大きく変えず、無理のない配置としたこと
等が挙げられます。
とにかく、シンプルに!







