くらしや子育ての日常をボールペンで描いた4コマ日記が250枚ほどたまってきました。
そこで、デジタル化と編集を手助けしてくれるAIツールを探して使ってみました。
4コマ日記といっても、仕事の昼休みに10分くらいで書き留めたものなので、きれいな仕上がりとは言えないのですが…
AIを使った編集でどんなことができるのか興味があり、試してみました。
AIにきく、AIツールの種類と選定
どんなツールがあるのかわからず、ChatGPTに相談してみると、以下のツールの提案がありました。
AIに提案されたAIツール
Adobe Photoshop
- Auto Clean Up: スキャンした画像のゴミや不要な点を自動で取り除く機能。
- Line Art Adjustment: 線画をクリーンアップし、線をシャープにするためのツール。
- Color Adjustment: 色を調整したり、適用するための高度なツール。
Clip Studio Paint
- Auto Action: 自動で線をクリーンアップし、色を塗るアクションを設定可能。
- Line Correction: 手書きの線画を滑らかにしたり、調整するツール。
Procreate (iPad用アプリ)
- Streamline: 手書きの線を滑らかにする機能。
- Automatic Clean Up: スキャンした画像のゴミを取り除くためのブラシやフィルター。
Photopea (オンラインツール)
- Photoshopに似たインターフェースと機能を持つ無料オンラインエディタで、基本的なクリーンアップと色調整が可能。
AI-based Tools
- Let’s Enhance: AIを利用して画像をクリーンアップし、解像度を向上させるオンラインツール。
- DeepArt: AIを利用して画像のスタイルを変更したり、クリーンアップを行うツール。
Let’s Enhanceを使ってみる

いろいろ提案してくれました。
最後のAI-based Toolsのうち、Let’s Enhanceがあまり知られてなさそうで逆におもしろそうだったので、これを使ってみることにしました。
Googleアカウントなどでログインし、ブラウザ上ですぐに使えます。今回はお試しのフリープランを利用しました。フリープランでは10回まで画像を生成できます。

Let’s Enhanceの使い方
さっそく使い方をみてみましょう。
デジタル化までの4ステップ

ステップは4つです。
- “Drop your images” に画像をドラッグ&ドロップします。
- “Upscale type” で変換したい形式を選びます。
- ”Start processing” をクリックして処理を開始します。
- “Ready within 3 minutes” と表示され、処理が完了します。
変換形式
変換形式の選択肢は5つあります。
Smart Enhanceの説明画像を引用して紹介します。
スマートエンハンス

基本はこれを選んでおけばよさそうな感じです。
デジタルアート

今回のようなイラストでは、線をはっきさせたいので、これもいいかもしれません。
テキスト付き画像

4コマには文字も含んでいるからこれもありでしょうか…?
古い写真

古い写真も鮮やかにしてくれるんですね。
マジック(ベータ版)

「最強」って書いてあるから、これにしたくなります。
10回分のデジタル化おためし結果
フリーの10回分をフルに使ってみた結果はこちらです。
それぞれの画像の左側がBefore、右側がAfterです。
人物

人物の画像がもっとも効果が高いと感じました。
変換形式は「マジック(ベータ版)」です。
鼻と口の部分をbefore/afterで比較すると、くっきりきれいになっています。
全体的には、肌も色合いも発色が良く明るい印象に変わっています。
ただ、すぼめたくちびるがリラックスしたくちびるの形に変わってしまい、表情が変わってしまってしまっている…
自然な感じを残したいなら、「マジック」モードではないほうがよいと思います。
表情が変わった理由としては、変換する際に、Resemblanceを100%にしてオリジナルに近づけるようにしたのですが、Creativityも同時に100%に上げてしまったためかもしれません。
インジケータ―を調整すると色々変化を楽しめそうです。
猫と文具

子どもがおじいちゃんの家に行ったときに撮影した猫の写真です。
毛並みがきれいになり、全体的にシャープになった印象です。
写真全体を遠目に見ると大きな違いは感じられませんが、ハサミまわりの拡大部分の比較を見ると、輪郭がくっきりしています。
ピクセルの数も2倍に増えています。
飲料缶と桜

変換形式は「デジタルモード」です。
子供が習いごとの遠足に行ったときにデジカメで撮った写真です。
ピントもあっておらず、画質も粗かった写真が、くっきりしました。
手書きのイラスト

ブラウザの翻訳機能を使わずに英語のまま操作していたので英語表記ですが、
「スマートエンハンス」を使ったものです。

こちらは「デジタルアート」。
ごみのようなちらつきがなくなっています。
手書きの線画の場合は、これがよさそうです。

おなじ「マジック」で、resemblanceのインジケーターを変えてみたら、
やはり元の線の軌跡から離れていってしまいました。
どちらかというと水彩画タッチに近づいていく感じでしょうか。

画像サイズを大きくしたら、文字がくっきりとなりました。

オートのままのものです。
これでも元画像に比べたら十分ましになりました。
まとめ
Let’s Enhanceを使って、AIで画像編集をかけた実例を紹介しました。
変換モードの選択と調整具合によっては、顔の表情や線の軌跡が変わってしまうので、
注意しながらスマートに使いたいものですね。
まずはいろいろ触ってみて、自分にあったツールを見つけていっていただけたらと思います。
